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返済に追われる日々から卒業!熊本の中小企業診断士が伴走する、根拠ある売上目標と資金繰り改善コンサルティング

財務・キャッシュフロー

2025.10.13

熊本で会社を経営されている社長様、「売上は立っているはずなのに、なぜか通帳の残高が増えない…」「毎月の返済額を考えると夜も眠れない…」そんな悩みを抱えていませんか?その原因は「どんぶり勘定」にあるかもしれません。この記事では、専門的な知識がなくても自社の財務状況を直感的に理解できる「お金のブロックパズル」の活用法や、根拠のある売上目標の立て方を、熊本で経営支援を行う専門家が分かりやすく解説します。貴社のキャッシュフローを改善し、未来への安心を手に入れるための一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。

はじめに:その悩み、社長だけではありません。熊本の中小企業が陥る資金繰りの罠

売上はあるのに、なぜ手元にお金が残らないのか?

「今月も売上目標は達成した。なのに、月末になると支払いや返済で手元の現金がギリギリだ…」
これは、私たちが熊本県内の中小企業経営者様から最も多くお聞きする悩みのひとつです。売上が上がっていることと、会社にお金が残っていること(キャッシュフロー)は、必ずしもイコールではありません。このギャップこそが、いわゆる「黒字倒産」という最悪の事態を引き起こす原因となるのです。特に、仕入れが先行したり、売掛金の回収が遅れたりする業種では、この問題はより深刻になります。

「損益計算書」の数字だけを信じる危険性

決算の際に税理士さんから渡される「損益計算書(P/L)」。売上から経費を引いて、利益が出ているかどうかが分かる重要な書類です。しかし、ここに「利益あり」と書かれていても安心はできません。なぜなら、損益計算書はあくまで「一定期間の経営成績」を示すものであり、手元にいくら現金が残っているかという「お金の流れ」を正確に示してはくれないからです。この数字のトリックに気づかず、「利益が出ているから大丈夫」と思い込んでいると、気づいた時には資金がショート寸前、という事態に陥りかねません。熊本で堅実な経営を目指すなら、損益計算書とキャッシュフローの両方を正しく理解する経営サポートが不可欠です。

現状把握のコンサルティング:まずは自社の「お金の流れ」を見える化する

専門知識不要!「お金のブロックパズル」で会社の財務を丸裸に

「財務分析なんて難しくて分からない」という社長様にこそ試していただきたいのが、「お金のブロックパズル」です。これは、会社の売上から費用が引かれ、最終的に利益が残るまでのお金の流れを、視覚的に分かりやすくブロック図に当てはめて理解するフレームワークです。

簡単に言うと、

1.売上高(一番大きなブロック)

2.そこから変動費(材料費など、売上に比例して増減する費用)を引くと…

3.粗利(儲けの大元)が残ります。

4.その粗利から固定費(人件費や家賃など、売上に関わらずかかる費用)を引くと…

5.利益(最終的に残るお金)が分かる。

というシンプルな構造です。このパズルに自社の数字を当てはめるだけで、「ウチは変動費がかかりすぎているな」「固定費の中でも人件費の割合が大きいな」といった自社の課題が直感的に、一目で分かるようになります。 この「見える化」こそが、資金繰り改善の第一歩です。私たちのような経営コンサルタントは、このパズルを使い、社長と一緒にお金の流れを整理するお手伝いをします。

会社の健康診断。固定費と変動費を正しく把握しよう

お金のブロックパズルを使いこなす上で重要なのが、「固定費」と「変動費」を正しく仕分けることです。

変動費: 売上が増えれば増える費用。原材料費、仕入原価、外注費など。

固定費: 売上がゼロでも発生する費用。正社員の給与、地代家賃、減価償却費など。

熊本の中小企業の多くは、この切り分けが曖昧なままです。しかし、ここを明確に分けることで、「あといくら売上があれば利益が出るのか(損益分岐点)」が分かり、根拠のある経営判断が可能になります。一度、専門家である中小企業診断士と一緒に、自社の経費を仕分けしてみませんか?会社の健康状態が驚くほどクリアになりますよ。

改善策を導くコンサルティング:利益体質への具体的なステップ

根拠のある売上目標の立て方と適正な「労働分配率」とは?

自社の財務構造が見えたら、次はいよいよ改善策です。「来月は売上を10%アップするぞ!」と気合で目標を立てるのも良いですが、その目標に根拠はありますか?

お金のブロックパズルを使えば、
「固定費を賄い、さらに望む利益を出すためには、粗利がいくら必要で、そのためには売上がいくら必要なのか」
を逆算で導き出せます。これが根拠のある売上目標の立て方です。

また、固定費の中で最も大きな割合を占めるのが「人件費」です。ここで重要になるのが「労働分配率(粗利に占める人件費の割合)」という指標。この比率が高すぎると利益を圧迫し、低すぎると社員のモチベーション低下や離職に繋がりかねません。業種によって適正値は異なりますが、自社の労働分配率を把握し、コントロールすることが、社員の一体感を醸成しつつ、利益体質を実現する鍵となります。私たちの経営支援コンサルティングでは、熊本の同業他社のデータも参考にしながら、最適なバランスを探るサポートをしています。

キャッシュフローを圧迫する「毎月の返済額」との向き合い方

毎月やってくる金融機関への返済。これがキャッシュフローを圧迫し、頭を悩ませている社長様は本当に多いです。特に創業期や設備投資後など、借入額が大きい時期は深刻です。

返済額を軽減するための選択肢として、金融機関とのリスケジュール(返済条件の変更)交渉があります。しかし、ただ「苦しいのでお願いします」と頭を下げても、良い条件は引き出せません。ここでも「お金のブロックパズル」が役立ちます。現状の財務構造と、具体的な改善計画を提示し、「ここまで返済額を軽減してもらえれば、事業を継続・成長させ、最終的には全額返済できます」という根拠ある説明をすることが交渉の成功率を格段に高めます。私たちのような経営コンサルタントは、こうした金融機関交渉の場に同席し、社長の右腕として交渉をサポートすることも重要な役割です。

専門家と伴走する経営へ:経営コンサルティングに依頼するメリット・デメリット

メリット:客観的な視点とスピード感、そして社長の「精神的な安心」

経営コンサルティングを依頼する最大のメリットは、社内の人間では気づけない課題を、客観的な第三者の視点で指摘し、具体的な解決策を提示できることです。長年一人で悩んできた課題が、専門家のメスが入ることで、わずか数ヶ月で劇的に改善するケースも少なくありません。

また、孤独な決断を迫られることが多い社長様にとって、いつでも相談できる専門家が隣にいるという「精神的な安心感」は、何物にも代えがたい価値があります。私たち中小企業診断士は、社長の孤独に寄り添う、一番の味方でありたいと考えています。

デメリットと注意点:費用対効果と本当に信頼できるパートナーの選び方

もちろん、デメリットとしてコンサルティング費用が発生します。「ただでさえ資金繰りが厳しいのに…」と躊躇されるお気持ちもよく分かります。しかし、これは「コスト」ではなく、会社を再生・成長させるための「投資」です。例えば、コンサルティングによって年間100万円のキャッシュフローが改善されれば、投資は十分に回収できたと言えるでしょう。

重要なのは、本当に信頼できるパートナーを選ぶことです。上から目線で難しい理論を振りかざすのではなく、社長の言葉に真摯に耳を傾け、熊本という地域の実情を理解し、同じ目線で汗をかいてくれる。そんな経営コンサルタントかどうかを見極めてください。無料相談などを活用し、まずは相性を確かめてみることをお勧めします。

未来の安心を創るコンサルティング:持続可能な財務基盤を目指して

もう資金繰りで悩まない!明日からできるアクションプラン

資金繰りの改善は、一朝一夕にはいきません。しかし、今日から始められることもあります。

まずは自社の前期の決算書を引っ張り出し、お金のブロックパズルを作ってみる。

経費を「固定費」と「変動費」に分けてみる。

そこから見えた課題を一つ、書き出してみる。

この小さな一歩が、会社を大きく変えるきっかけになります。もし、一人で進めるのが難しいと感じたら、いつでも私たちにご相談ください。

熊本に根差した中小企業診断士による経営支援・経営サポートとは
私たちは、単に数字を分析して報告書を提出するだけのコンサルティングは行いません。熊本という土地で、日々奮闘されている社長様の隣に座り、共に悩み、共に考え、具体的な行動計画を立てて、その実行までを徹底的にサポートする**「伴走型」の経営支援**を信条としています。お金の話はもちろん、売上の悩み、社員の一体感の醸成、人材採用支援まで、経営に関するあらゆる課題をワンストップでサポートできるのが私たちの強みです。

熊本に根差した中小企業診断士による経営支援・経営サポートとは

私たちは、単に数字を分析して報告書を提出するだけのコンサルティングは行いません。熊本という土地で、日々奮闘されている社長様の隣に座り、共に悩み、共に考え、具体的な行動計画を立てて、その実行までを徹底的にサポートする**「伴走型」の経営支援**を信条としています。お金の話はもちろん、売上の悩み、社員の一体感の醸成、人材採用支援まで、経営に関するあらゆる課題をワンストップでサポートできるのが私たちの強みです。

まとめ

今回は、熊本の中小企業経営者様が抱える「資金繰りの悩み」をテーマに、その原因と具体的な改善策について解説しました。

ポイント1:損益計算書の利益と、会社の現金は別物。キャッシュフローを重視する。

ポイント2:「お金のブロックパズル」で自社の財務構造を「見える化」することが改善の第一歩。

ポイント3:根拠ある売上目標とコスト管理で、利益の出る体質を作り上げる。

資金繰りの悩みは、会社の根幹を揺るがす深刻な問題です。しかし、その悩みは決して社長一人が抱え込む必要はありません。

私たちであれば、社長の良き相談相手として、数字の苦手な方にも分かりやすく、会社の現状と未来への道筋を照らし出すことができます。熊本の経済を支える中小企業の「黒子」として、社長のビジョン実現を全力でサポートする「伴走支援」こそが、私たちの何よりの強みです。

毎月の返済に追われる日々から抜け出し、未来への投資を考えられる、ワクワクする経営を一緒に目指しませんか?

初回のご相談は無料です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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